だるい、疲れがとれない、動けない、も姿勢のせいかも?

「だるい」「疲れがとれない」「体を動かしたくない」となると、天候や心の問題と考える人もいますが、姿勢が原因で起こる場合もあります。
みちのえみこ 2024.07.09
誰でも

こんにちは。みちのえみこ です。

梅雨の時期は疲労感を感じる方、体の不調を感じる方が増えます。気圧や温湿度の変化に合わせて私たちの体は体温や血液の流れなどいつもの状態を保とうとするため微妙な調節を繰り返して、栄養やエネルギーを消耗します。

だから特に行動や予定はいつもと変わらず、何もしていないように思っていても、疲れたり調子が悪いように感じるのです。しっかり栄養と睡眠を確保していきましょう。

今の時期に関わらず、もっと長い期間、「だるい」「疲れがとれない」「体を動かしたくない」という状態である、という場合には、姿勢の状態が原因である可能性もあります。これは、大人でも子供でも、年齢に限らずです。  

姿勢が悪いと体の働きが悪くなります。

姿勢は骨格と筋肉でつくられているので、姿勢が悪いことで関節や筋肉の働きにくいところが生じて、背骨を通る自律神経の働きを邪魔してしまうのです。体が正常に働けるいい姿勢であれば多少の問題や異常があっても体本来の自然治癒能力で回復していけますが、悪い姿勢だと回復しにくくなるのです。

先日、何度か姿勢のケアを受けて姿勢を改善をする運動をしている高校生のお子さんが変わった、とお母さんから聞きました。姿勢を変える前までは家に帰るとずっとゴロゴロして、勉強しようとしても眠ってしまうからできず、部活も行けなくて、いつもイライラして家族にあたっていたそうです。それが今は、部活もアルバイトもやって、早起きして勉強しているそうです。この3か月くらいの変化がすごくて驚いている、とのこと。

姿勢ケアの現場にいるとこうした話は実はよくあり、姿勢に問題があって体が思うように動かせないでいたのだろうな、と思います。

これは大人も同じことで、すぐ疲れてしまったり、思うように体が動かせないのは自分の性格のせいかとか、心の問題ととらえる人もいますが、そういう人にはぜひ姿勢をチェックして、姿勢の問題がないかにも目を向けてほしいと思います。

これからもっと姿勢のこと、発信していきます。  



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